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岩手山七滝登山道は、岩手県民の森から始まる、岩手山の魅力を存分に楽しめるルートです。全長約21kmの往復コースですが、風景が次々と変わり、まるでいくつもの山を一度に登っているかのような多様な景色を楽しむことができます。

初心者の方には、岩手山の頂上まで登らずに、岩手山七滝登山道の最初の部分だけを試してみることをお勧めします。下の写真は「大地獄谷」と呼ばれる場所で、岩手山七滝登山道を90分ほどの登山で到着します。

7〜9時間をかけて岩手山山頂まで往復登山をするのが難しい場合は、大地獄谷の頂上まで行って景色を楽しんでから戻るのがおすすめです。途中、いくつもの滝や硫黄の噴気孔が見られ、特にこの時期は美しい紅葉の森が楽しめます。

秋の七滝は驚くほど美しくなります

八幡平には、見事な滝がいくつも点在しています。手つかずの山々や川が広がる地域だけに、その美しさは期待を裏切りません。中には、道路の近くや神社を少し歩いた先にあるような、アクセスの良い滝もあります(例えば、不動の滝など)。一方で、森林を1時間ほど歩かなければならない滝もあり、七滝はその後者にあたりますが、その価値は十分にあります。

森の大橋から少しの距離に、岩手県民の森の奥の方に小さな駐車場があります。そこが岩手山七滝登山口です。登山道は岩手山の頂上まで続いていますが、かなり長い道のりです。もし七滝の絶景だけを見たい場合は、カジュアルな服装でも大丈夫で、往復で最大2時間ほどで行けるでしょう。

この滝の見頃は、年に2回訪れます。
一つは秋で、紅葉が周囲を色とりどりに染め上げる時期です。
もう一つは1月下旬から2月中旬にかけてで、この時期には滝が凍りつき、大きな氷の彫刻のような姿になります。どちらのシーズンも、実際に来て、その目に焼き付ける価値があります!

Snowshoe Adventure

岩手県民の森

岩手山の北端に位置するこの広大な森林公園は、360ヘクタールの面積を誇り、東京ドームの約80倍の広さがあります。公園内には、約200種類の野鳥や、ツキノワグマ、カモシカなどの哺乳類が生息しています。

山の麓には、コナラやブナの森が広がっており、手入れの行き届いた公園内にはさまざまな樹木が植えられています。シラカバやアジサイが点在する木々に囲まれた遊歩道は、散策にぴったりの雰囲気を作り出しています。

1.4km、1.6km、2.8kmの3つの散策コースが用意されており、時間や体力に応じて選ぶことができます。

さらに、四季折々の植物や動物の観察を体験できる活動が年間を通して開催されています。七滝までのガイド付き散策や「キノコ教室」などがあり、様々な自然の魅力を楽しむことができます。

※プライベートガイドも利用可能です。

秋は山の食料が不足してくるため、クマの目撃情報が増える季節です。クマ対策についての詳細は、このブログ記事でご確認ください。

春:みんなの広場に植えられたコブシの並木が一斉に咲き、キクザキイチゲやカタクリなどの春の儚い花々も美しく咲き誇ります。ゴールデンウィークの頃には桜が満開を迎え、500本もの桜の木が植えられたこのエリアは、『夫婦桜』とともに、雪に覆われた雄大な岩手山を背景に、桜の名所となります。

初夏から真夏にかけて:この公園は天の川がくっきりと見える星空観察スポットとして有名です。6月頃になると、公園内にはセミの合唱が響き渡ります。その後、別の種類のセミが鳴き声を変え、次々と花が咲き、ヘビイチゴやチゴユリの大群落の中を歩くことができます。また、七夕の時期にはホタルを見ることもできます。

秋:岩手県でも有数の紅葉スポットである森の大橋や松川渓谷が楽しめます。森の大橋から眺める紅葉は息を呑むほど美しく、松川の両岸が真っ赤に燃えるような紅葉で埋め尽くされます。紅葉の見頃は10月中旬から下旬にかけてです。この時期には時折雪が降ることもあり、運が良ければ雪景色と紅葉を同時に楽しむことができます。

冬:一面が日本最高クラスのパウダースノーに覆われます!動物の足跡を追ったり、冬芽を観察しながらスノーシューで散策したり、スキーやソリで雪遊びを楽しむことができます。冬の最も寒い時期には、高さ30メートルの七滝が凍りつき、壮大な氷の滝となり、多くの訪問者を魅了します。

森林ふれあい学習館 フォレストi(フォレストアイ)

森林ふれあい学習館 フォレストi(フォレストアイ)では、岩手の自然や森林に関する展示が行われており、年齢に関係なく、誰でも楽しみながら森林について学ぶことができます。大きな木製滑り台など、子どもたちが大好きな木製遊具も揃っています。

また、「クラフトコーナー」では木の実などの自然素材を使ったワークショップが開催されており、誰でも参加して楽しむことができます。

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