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巨大な自然の彫刻 – 七滝氷瀑

八幡平には、見事な滝がいくつも点在しています。手つかずの自然が広がるこの地域では、その美しさは期待を裏切りません。中には道路の近くや神社を少し歩いた先にあるアクセスの良い滝もあり、例えば不動の滝などがその代表です。一方で、少し足を伸ばして森林を1時間ほど歩かなければならない滝もあります。七滝はそのような滝の一つですが、その美しさと迫力を間近で見る価値は十分にあります。

紅葉が周囲を色とりどりに染め上げる秋の七滝も素晴らしいですが、滝全体が凍りつき幻想的な景観を見せる冬の氷瀑は格別です。

毎年1月頃から、雄大な七滝が凍り始め、徐々にその氷が大きくなり、最終的には暖かい季節に見られる滝よりもはるかに大きな氷の塔へと膨らみます。1月下旬から2月にかけては、森の中をスノーシューで歩きながら滝のふもとまで行くツアーに参加できます。このツアーは、地元の人々が毎年楽しみにしている冬の風物詩です!

スノーシューは、雪の上を歩きやすくするための道具で、雪道を歩いたことがない人でも簡単に歩くことができます。

七滝氷瀑へのスノーシューツアーでは、ガイドが道を案内してくれます。途中では動物の足跡や雪の結晶など、自然の美しさを楽しむことができます。七滝氷瀑に到着すると、息をのむほど美しい氷瀑の絶景が広がります。厳寒期に見頃を迎える七滝氷瀑は、八幡平の自然が作り上げた巨大な芸術作品で、落差25メートルの迫力を誇ります。滝には温泉水が流れており、凍った滝は青白く輝きます。

冬の八幡平の自然を存分に楽しむには、スノーシューで七滝氷瀑を歩くツアーが最適です。この冬は、七滝氷瀑で非日常の体験をしてみませんか?

スノーシュートレッキングは岩手県民の森のキャンプ場から始まります。冬季は岩手県民の森森林博物館の駐車場に駐車する必要があります。

ハイキングコースはほぼ平坦ですが、岩手山に近づくにつれて少し上り坂になります。(実際、ここは七滝ルートを経由して岩手山に向かう登山道の最初の2.4kmです。)スノーシューは必ずレンタルしてください。レンタルは森林博物館または近くの八幡平マウンテンホテルでできます。

滝に着くまでには40分から1時間ほどかかります。勾配は緩やかなので、帰りは少し早く戻れます。森の中を歩くのはとても静かで、最後には素晴らしい景色が待っています。1月か2月にここに来るなら、スノーシュートレッキングはぜひお勧めです。

一人で行く自信がない場合は、ガイド付きのスノーシュートレッキングツアーに参加することです。

*2024.11現在、岩手山噴火警戒レベル2発令により七滝登山道は閉鎖されています。七滝まで行けません。
最新の情報は八幡平市観光協会HPでご確認ください。

The sight of the completely frozen Nanataki Falls will take your breath away