道の先には、不動の滝があります。この滝はかつて修験道の修行場として使われていました。修験道は、神道と仏教の教えを取り入れた山岳修行の伝統です。不動は、五智の王の中心的な神で、その激しさが怒りを救済に変えます。三段に分かれた滝は、高さ15メートルから落ち、日本のトップ100の風景滝の中に名を連ねています。ここからは、滝と共に下り、山の小川をたどって、シダや苔むした石が散らばる木々の間を進みます。帰り道には、休憩やピクニックに誘うような木陰のベンチが点在しています。毎年5月3日には神社の祭りが開かれ、雪解け水で滝が力強く流れる様子を見ることができます。