

十和田八幡平国立公園の玄関口である八幡平は、家族みんなで一年中楽しめる素晴らしい場所です。この記事では、自然豊かなこのリゾート地で、グリーンシーズン(4月〜10月)に楽しめる家族向けのアクティビティをご紹介します。
+雄大な自然を満喫するハイキング
八幡平の雄大な山々やのどかな高原を歩くハイキングは、お子さまを含むすべての方に楽しんでいただけます。まずは初心者にもやさしい、短めのハイキングコースを3つご紹介します。本格的なハイキングを楽しみたい方は、経験者向けの長距離コースを紹介しているこちらのウェブサイトもご覧ください。
八幡平山頂の神秘的な湖と湿原を歩く


色が変わる!? 神秘の五色沼

五色沼(別名:赤沼)」という名前は、文字通り「五つの色」という意味で、その名のとおり、この深く神秘的なカルデラ湖は、一年を通して様々な色に変化します。その色の変化は、湖に含まれる鉱物によるものです。真夏(8月中旬頃)には目を見張るようなコバルトブルーに輝き、秋の紅葉の中では黄金色に染まります。すぐ隣には「御在所沼」もあり、こちらも美しい景観を楽しめますが、五色沼のような色の変化は見られません。
これら2つの沼は、十和田八幡平国立公園内にあり、御在所駐車場とトイレから徒歩約15分の場所に位置しています(八幡平自然散策バスもここに停車します)。この地点は八幡平アスピーテラインのほぼ中間地点にあたります。特別な登山靴は必要ありませんが、湿原エリアのため足元が濡れていることが多く、防水性のある靴を履くことをおすすめします。2つの沼を見渡せる小さな東屋(あずまや)もあり、休憩したり、ピクニックを楽しんだりするのにもぴったりです!
安比高原ブナ二次林でリフレッシュ!

日常の喧騒から離れ、安比高原のブナ二次林で自然と再びつながりましょう。日本の「森林浴の森日本100選」に選ばれたこの場所は、かつては木炭や漆器などの製品を作るために大規模に伐採されましたが、いくつかの大木が残り、その種が芽を出して育ち、徐々に森が再生しました。現在では、広大なブナ二次林が広がり、昔の美しい姿を取り戻しています。

小さなお子さまたちは、安比高原ぶなの駅から森の中を散歩しながら、木々の間から差し込む太陽の光や、風に揺れる葉の音、足元に感じる大地の温もりに触れ、五感を楽しませてくれるでしょう。秋には、紅葉が色づき落ちると、まるで地面が柔らかなブランケットで覆われたかのような美しい景色が広がります。
上記のすべての場所でクマが活動しているため、適切な対策を講じることが必要です。詳細については、こちらのブログ記事をご覧ください。
+森の魅力を深く知る

岩手山の麓に位置する岩手県民の森は、季節を問わず自然と触れ合える素晴らしい場所です。季節ごとの公園マップが配布されており、森の中で自分自身でガイドツアーを楽しみながら、そこに住む植物や動物について学ぶことができます。

+LODGE クラブマンで、誰でもできるマウンテンバイク

地元の宿泊施設提供者であるLODGE クラブマンでは、八幡平や安比高原を舞台にした半日および終日マウンテンバイクツアーを開催しています。トレイルライドやダウンヒルランから、e-MTBを使った地元の隠れた名所巡りまで、認定ガイドが初心者から上級者、さらにはお子様(身長制限あり)まで幅広いレベルのライダーをサポートし、アウトドアを存分に楽しんでいただけます。宿泊パッケージもご用意しています。
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