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八幡平はドライブ旅行に最適です。自由に車で走ることで、人里離れた場所に足を延ばし、この自然の楽園を自分のペースで探索することができます。八幡平の最良のドライブルート4つをまとめましたので、美しい山々の景色とフレンドリーな地元の人々に囲まれて、都会の煩わしさを忘れてください。

八幡平アスピーテライン

八幡平アスピーテラインをドライブしながら、十和田八幡平国立公園の人里離れた道を探検しましょう。岩手山や奥羽山脈の素晴らしい景色が楽しめるほか、足を伸ばしたいときにはあらゆるレベルに対応したハイキングコースも豊富にあります。

なぜ訪れるべきか? 八幡平アスピーテラインは、驚くべき自然の見どころが豊富です。毎年4月中旬から5月初旬に見られる雪の回廊や、5月中旬から6月中旬に現れる有名な八幡平ドラゴンアイ、さらに五色沼の美しい色の変化、多くのカルデラ湖や高山湿地帯で咲く独特の高山植物などがあります。この地域の多様な自然美を満喫してください。
八幡平山頂の驚くほど平坦な頂上には、数多くの湖や湿地が広がっています。

立ち寄りスポット: 旅の始まりは、八幡平アスピーテラインの入口にある八幡平松尾ビジターセンターから。ここでは観光パンフレットを手に入れたり、土産物や地元の新鮮な農産物を直売所で購入することができます。また、近くにある日本の名水百選の一つの湧水で淹れたコーヒーを販売するスタンドもあります。

八幡平頂上レストハウスは岩手県と秋田県の境に位置し、案内板、休憩エリア、軽食、土産物店など、多彩なサービスを提供しています。

訪れるべきベストタイム:

春:

  • 毎年、冬が終わりを迎えた後に再開する際、八幡平アスピーテラインでは雪の回廊が形成されます。この回廊は岩手県と秋田県を結び、全長約27キロメートルに及び、日本一の長さを誇ります。雪の壁の高さは年によって異なり、最高で8メートルにも達することがあります。八幡平山頂までのドライブを楽しむことで、この壮観な光景を心ゆくまで堪能できます。
  • 春の八幡平での最も象徴的な見どころの一つが、「ドラゴンアイ」の現象です。八幡平山頂近くの鏡沼では、雪解けによって巨大な目のような形が浮かび上がります。八幡平山頂レストハウスの駐車場からは、約20分のハイキングでこの絶景にアクセスすることができます。
八幡平の名物、「ドラゴンアイ」—鏡沼の頂上で

夏:

  • 八幡平山頂の広大な平地には、独特の高山植物が咲き誇ります。夏は登山やハイキングの最盛期で、八幡平アスピーテラインからアクセスできるさまざまなトレイルが揃っています。

なお、八幡平アスピーテラインは冬季(11月初旬から4月中旬まで)の間、岩手県の緑ヶ丘ゲートと秋田県のふけの湯ゲートの間が閉鎖されます。2024年には、4月15日(月)午前10時に再開予定です。

次の目的地は? 八幡平市に戻る場合は八幡平樹海ラインを利用するか、秋田県に進んで乳頭温泉や田沢湖、角館を訪れるのも良いでしょう。

八幡平樹海ライン

八幡平温泉郷から八幡平山頂近くの見返り峠までの25.5キロメートルを曲がりくねりながら進むこの道では、標高が上がるにつれて、眼下に広がる八幡平市の壮大な景色を楽しむことができます。

なぜ行くべきか? 壮大な自然の景観に囲まれた温泉—これらの山々は火山活動によって形成され、今日では地球の力が自然な温泉水として湧き出ています。

藤七温泉 彩雲荘は、東北地方で最も高い標高の露天風呂を誇ります。
立ち寄りスポット: 樹海ラインの終点、見返り峠から下るとすぐに温泉宿「藤七温泉 彩雲荘」があります。東北地方で最も高い標高1,400メートルに位置する露天風呂が自慢です。浴場はほとんどが混浴で、一部は道路からも見えるため、少々大胆な心構えが必要です(希望者はタオルで体を包むことができます)。しかし、山々に囲まれた白濁温泉でのひとときは、旅の中でも特に印象深い体験となることでしょう。

山麓の秘湯 松川温泉: 山々の麓にひっそりと佇む松川温泉は、松川沿いに点在する歴史的な温泉宿の集まりです。宿泊や日帰り利用が可能で、内湯と露天風呂の両方を楽しめます。特に、四季折々の風景を楽しめる露天風呂は、秋の色づく景色や冬の積雪を堪能できるため、おすすめです。

訪れるベストタイム: 10月頃になると、山々と谷が秋の色彩で鮮やかに彩られます。地元の秋の見どころである「森の大橋」と「松川渓谷玄武岩」は、八幡平樹海ラインからアクセス可能です。

なお、八幡平樹海ラインは冬季(11月初旬から4月末まで)の間、松川ゲートと見返り峠の間が閉鎖されます。2024年には、4月26日(金)午前10時に再開予定です。
森の大橋からの眺めは、秋に特に人気があります。
次の行き先は? 八幡平市に戻る場合は八幡平アスピーテラインをご利用ください。それとも、伝統的な温泉宿でおいしい地元料理と素晴らしい山のもてなしを堪能するのはいかがでしょうか?

岩手山パノラマライン

岩手山焼走り熔岩流から、八幡平温泉郷まで、主に森林に囲まれた8.8キロメートルにわたって伸びる道です。

なぜ行くべきか? その名の通り、このドライブコースでは岩手山や奥羽山脈のパノラマビューを楽しむことができます。一方の端には、1700年代の岩手山の火山噴火を記念する自然の記念物、焼走り熔岩流があります。この黙示録的な風景は、植物がほとんど生育しない約4キロメートルの長さと1.5キロメートルの幅を持ち、駐車場から約20分歩いた場所にある展望台からの眺めが最も良いです。

1700年代の火山噴火によって、焼走り熔岩流には自然の記念物が残されています。
八幡平温泉郷側の道路終点には、岩手県民の森があります。この360ヘクタールの森林公園は松川に面しており、数多くのトレイルが整備されています。季節ごとのガイドマップは「岩手県県民の森森林ふれあい学習館フォレストi(アイ)」で入手可能です。また、ふれあい学習館フォレストiには、木製のおもちゃやチューブスライダーなど、室内の子ども向け遊びスペースが充実しており、「まだ着かないの?」と後部座席から声をかけてくる小さなお子様にも最適な場所です。
岩手県民の森をセルフガイドツアーで巡る
パノラマラインの比較的緩やかな斜面は、自転車愛好者にも最適なルートです。
立ち寄りスポット: レストラン「ラ・ミア・マンマ」(Googleマップ)は、夫婦で営むアットホームなイタリアンレストランで、趣のある森林の中で美味しいイタリアン料理を提供しています。晴れた日には、木々の間から差し込む日光を浴びながら、屋外テラスで食事を楽しむことができます。ディナーの際は予約が必要です。

訪れるベストタイム: この道路は通年利用可能ですが、冬季には雪や氷で道路が覆われることがあるため、十分な注意が必要です。おすすめの時期は、夏の緑豊かなシーズンや、周囲の田んぼが収穫の時期を迎える初秋です。

岩手山パノラマラインは、自転車愛好者にとって素晴らしい選択肢です。
次の行き先は? 岩手県民の森から森の大橋を渡り、八幡平樹海ラインをさらに進んでください。または、岩手山焼走り国際交流村や岩手県民の森のキャンプ場でテントを張り、自然の中でリラックスするのも良いでしょう。キャンプがあまりお好みでない場合は、八幡平温泉郷でホテルやペンションもたくさんあります。

グルメ安代

山へドライブして、八幡平市北東部の安代地区で質の高い料理と田舎のもてなしを体験してみませんか。

なぜ行くべきか? ここでは、地元の食材をその産地で味わい、何世紀にもわたる伝統を学び、清々しい田舎の空気を胸いっぱいに吸うことができます。

ミソイバーガーとフライドポテト、食べませんか? (SHIMONO528)

立ち寄りスポット: このエリアには、いくつかの家族経営の店や地元の生産者が直売所を営んでいます。地元のレストランや観光スポット(営業時間やGoogleマップのリンクを含む)についての詳細情報は、こちらのブログ記事をご覧ください。

訪れるベストタイム: 安代地区は通年アクセス可能ですが、この地域は積雪が多いため、冬季には冬用タイヤが必須です。寒い時期に訪れる際は、雪道運転に十分に備え、目的地までの移動時間に余裕を持つようにしてください。また、一部の地元店舗は冬季に休業したり、営業時間を短縮する場合がありますのでご注意ください。

レンタカー

八幡平を訪れる多くの方は、盛岡駅でレンタカーを借ります。盛岡駅には複数のレンタカー会社があり、ほとんどのスタッフが英語を話せるほか、車両のナビゲーションシステムも英語に切り替えてくれます。八幡平市までは、ルートや最終目的地によりますが、盛岡駅から約30〜60分のドライブです。代わりに、東北地方の空港でもレンタカーを予約することができます。

役立つリンク:

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